ユウスゲ

夕暮れに開き、朝には閉じてしまう、レモンイエローの儚いユウスゲの花が咲く季節となりました。

調べると1979年に当時の皇太子様、美智子様に、町の植物園でユウスゲをお贈りしたものが、御所で大切に育てられているそうです。
その後に軽井沢ではユウスゲが見られなくなってきた、とお知りになられた両陛下は皇居で採取された種を植物園にお贈りし、園では苗を育てて無料配布しています。

そんな皇室とご縁のあるユウスゲは、中央公民館や軽井沢病院に植えられています。病院の敷地内には美智子様が詠まれた御詩の歌碑がユウスゲの花に囲まれて建っています。


かの町の野にもとめ見し夕すげの
           月の色して咲きゐたりしが

かの町とは軽井沢のことを指していて、以前訪ねられた野原で見られたユウスゲを懐かしみ、お詠みになられたそうです。
R18沿いの市村記念館前にもユウスゲが植えられていて、車窓からも見ることができます。